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西宮

vol.8 洋菓子に、日本の感性をひとさじ

画像:vol.8 洋菓子に、日本の感性をひとさじ
  • フランス生まれのダックワーズを、和の発想で

    白ごまのプラリネ(左)や塩小豆(右)など、和の素材を使った「ダック和ズ」

    フランス生まれの焼き菓子・ダックワーズを、店ならではの発想でアレンジした「ダック和ズ」(1個450円)。その名の通り、洋菓子に和の素材を掛け合わせた一品です。
    昨年夏まで店内で提供していたデセール(デザートプレート)では、抹茶やほうじ茶、小豆、ごまなど、和の食材を使った創作にも挑戦。そうした試行錯誤を重ねるなかで、洋菓子と和の素材を掛け合わせるおもしろさを見つけ、「ダック和ズ」が生まれました。
    米粉を使った生地は、軽やかでサクッ、ふわっとした食感。白ごまのプラリネや塩小豆など、和の素材の魅力を生かした個性豊かな味わいが楽しめます。

  • 濃厚なのに、また食べたくなる

    チョコレートとヘーゼルナッツのクリームを重ねた「ノワゼットとショコラのシュー」

    「ノワゼットとショコラのシュー」(630円)は、シュークリームというよりも、何層もの味わいを重ねた一つのケーキ。クッキー生地をまとわせたシューに、オーガニック卵を使ったカスタード、ブリュレ、チョコレートとヘーゼルナッツのシャンティを合わせています。
    一見すると濃厚な組み合わせですが、食感や味に変化をつけることで、暑い時期でも最後まで軽やかに楽しめる味わいに。チョコやクリームをたっぷり味わいたい人の期待に応えながら、胸焼けしないおいしさを追求した一品です。

  • おいしくなるなら、ひと手間も惜しまない

    上から時計回りにケック・オ・ショコラ、ケック・オ・キャラメル、ウイークエンドシトロン(各380円)、マドレーヌ(260円)

    自宅兼店舗というスタイルを生かし、店づくりにかかる負担を抑えながら、その分、素材や手間には妥協しない。「おいしくなるなら、ひと手間でもふた手間でも加える」「おいしいなら、仕入れが高くても使う」と、効率や利益にはこだわらず、本当のおいしさを追求しています。
    例えば「ウイークエンドシトロン」(380円)は、レモンの皮と果汁をたっぷり使った生地に、アプリコットジャムを忍ばせ、仕上げにグラスアローを重ねています。
    ひと口ごとのおいしさを高めるために、見えない部分にも手間をかける。その探究心は、「sweets labo(=研究所) COCORO」という名を冠して大阪・天満で営業していた頃から変わりません。

  • 素材の物語をのせて、西宮の街へ

    西宮・廣田神社近くの住宅街に佇む「パティスリーココロ」の店舗外観

    おいしさを追求する探究心は、素材選びにも向けられています。使うフルーツは、実際に農家を訪ね、生産者の思いや素材の特徴を知った上で選定。納得できる仕入れ先を探し続け、6年かけて現在の仕入れ先にたどり着いたといいます。
    生産者の思いを自店のホームページで紹介しているのも、素材の背景にある物語を、お菓子を味わう人にも知ってほしいからです。
    2019年9月に西宮へ「パティスリー ココロ」として移転オープン。どの駅からも少し離れた住宅街に店を構えたのは、「少し不便でも、わざわざ訪れたい」と思ってもらえる店を目指したから。素材の魅力や作り手の思いを一つひとつのお菓子にのせながら、西宮の街で新しいおいしさを届けています。

店舗情報

画像:パティスリーココロ
店名
パティスリーココロ
住所
西宮市広田町12-8
電話番号
0798-27-5970
営業
11:00~19:00(土日祝~18:00)
定休日
火曜・水曜
駐車場
あり(3台)※無料
U R L
https://ps-cocoro.jp/
店舗情報を見る
※掲載情報は取材時(2026年8月)のものです。
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